迎春

2013年が皆さまにとって実り多き一年になりますようお祈りいたします。

年初めにあたって、メンデルスゾーン作曲の詩篇を聴いて厳かな気分になってはいかがでしょうか?
詩篇と聞いてちょっと堅苦しい感じがしますが、今回取り上げた114番と115番は美しいメロディで心穏やかになります。このCDでメンデルスゾーン作曲の教会音楽の素晴らしさに触れてみてください。ニコル・マット指揮、ヨーロッパ室内合唱団の演奏です。
 
請求記号CD277-57 『Choral works / Mendelssohn』


 次に、テノール歌手二人によるCDを紹介します。デュエットと言えば女声と女声または男声との組み合わせが多く、本学所蔵資料の中でもテノールのデュエットはあまりありません。マルセロ・アルバレスとサルヴァトーレ・リチートラによるオペラのアリアとポップな曲によるバラード集です。二人はポスト三大テノールと目されていましたが、リチートラが2011年に事故により43歳の若さで亡くなっています。今となっては再現されない絶妙のハーモニーをお聴きください。


■請求記号CD277-52 『デュエット / マルセロ・アルバレス&サルヴァトーレ・リチートラ』



3件目は今年一年、人間関係が円滑にいくようにバイブルとなりそうな図書を紹介します。書店で見かけた方も多いはずです。私はタイトルに惹かれて一気に読みました。「できる大人のモノの言い方大全」! 特に目次4・・・「気遣い」できる人は決め手のひと言が言える! 目次9・・・人の気持ちがわかる人は、いい言葉で「いい人間関係」をつくる! がお勧めです。自分の感情を最優先でものを言う人や相手の気持ちを考えずに発言する人に遭遇し、心が折れそうになった方も多いはず! また、自分の言い方が間違っていたため相手に伝わらなかったという方もいらっしゃるのでは? それはとても残念なことです。読みやすい本ですので、気軽に手にとってみてください。そしてグレードアップした大人となり、2013年をご活躍ください。

■請求記号809.4/11/ 『できる大人のモノの言い方大全




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